Friday 8 August 2014

ステンシル

先週と今週、またシェパトン撮影所にお邪魔して、映画に出る小物を作るお手伝いをさせてもらいました。良い季節で、外で作業するのも楽しかったし、良いチームだった!


撮影所で字を書く前に、自宅でいくつか書いて、スキャンしたデータを担当のグラフィックデザイナーに送り、彼はそれを基にプラスチックのようなもので、型を抜いて、ステンシルのモールドを作っていました。写真はその抜けたところをもらってきたもの。なんか立体になると、自分の字でもかっこいいな。

実際には、ステンシルと私の手書きとがミックスされたものになりそうです。まだ詳しくお話できませんが、いずれ。

47 でも、似たような作業をしたよーという話を彼らとしてました。
やはり船荷だったのですが、もっと量も種類も多い仕事でした。デジマにある荷物、という設定で、銀、漆器、絹、菜種油などの箱になりました。




やっぱりメインは手で書くものの、小さい、判や印をステンシルにした方が作業が早いのでは、という提案で、いろいろ考えてみます。

実際にメインの手書き文字と合わせてみて、デザイナーの意見を聞きます。これはまさにパッケージデザインで、やってて楽しい作業でした。

見本で同じ表面のものに試し書きして、どんな感じか、書くのがどう手間か。


今でも、身近な所では、酒樽などのラベルデザインは、見てて楽しい。


菜種油のデザインは、作業も後半の慣れてきた頃、どこをステンシルにしたら早いか、分かってたので、上手く行ったと自分でも思ってます。そして作業も早かった。


瓶の中の字、酒にも見えますが、油なのです。↑ そこだけ手書き。

あと銀のフェニックスとか。結構お気に入り。でも本当はもっと細かい鳥にしたかったけど、自分でカッターでステンシル作ってたので、できる作業に限界がありました、、、。



ちょっとしっぽが切れてしまいましたが。
しかしいくつ書いたんだろう、、、。

この銀は前にも出してますね。重複すいません。





セットではこんな感じでした。
私の字の上にさらに、古くさく見えるように色を塗り、( Aging エイジングと呼んでた作業)縄を掛けたりして、ずいぶん雰囲気が出る。画面ではもっとかっこよく見える。魔法です。

今回の映画では英語もたくさん書きました。机の上にあるものが多かったので、たくさん良い資料を見せてもらいながら、楽しく掛けました。またお話できる機会が来たら、ここで書きます。

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