Thursday 6 February 2014

幟とか。布に書く。

日本って今でもお店の宣伝に幟立ってますね。この映画でも、看板よりも、数知れない量の幟、旗を作りました。ミシンの人たちが連日幟を作ってた気がする。

これは 30m 長さのあった透けるシルクに、金メタのペンキで書いてるところ。この後、たてに裂いて布短冊みたいにしましたが、セットに使われてるのを見なかった、、、。倉庫で箱に入ったままかな。


これは布がメタリックな素材。紙と同じく机上で書くと、墨もインクもすっと通り抜けて布に残ってくれない。
Youtube で、鯉のぼりの絵付けしてる人のビデオ見つけて、注目していると、空中で書いてた。そこで、、、




倉庫で 場所見つけて、両端をなるべくぴんっと貼って、墨も水溶性ペンキも、どろどろな感じで書くと、ちゃんと布の上に残る。これは青蓮バトル大会用だったはずだけど、やはり使われなかったかも。




これはキラの砦にありました。しかし、今度は上にありすぎて画面に映ってない気がする。笹や、巨大に高い神道のフサフサと共にお城セットにあったけど。
フサフサも作った。あのお祓いの時などに、神官が振るやつ。Shinto lightning - 神道のカミナリとうちのチームでは呼ばれていた。ちゃんとオンラインで作り方、切り方を載せて下さってる方がいて感謝感激だった。









映画観て下さった友人と話してたら、そんな場面あったかなあと遠い目をされたけど、キラの父の墓場がひのうm場面。お墓へ行くまでの参道(?)に幟を立てることに。資料で見た神社の参道までの幟と、多分イメージがごっちゃになってるデザイナー。墓場なので白い布にすることに。
そしたらアートディレクターが「なんで白なの。キラの場所ならキラの色でしょ」と撮影の日に、軽く。


布部の人へ駆け込んで、巨大ゴミバケツの中で急遽紫に染め直し、絵描きの人に思い切りいやな顔されながら、黒く上下を塗ってもらった上から、銀のメタルペインとで同じデザインで書き直し。乾かないのでドライヤーかけまくり。



確か左右に6本ずつ、計12本を、焼いちゃうので、スペア入れて3セット、大特急でした。この奥にいるのがキラの父。墓石ですが、注連縄(しかも三つ編み)がかかっている。
石に見えるのは石膏で、これにも名前が彫ってあるけど、墓石シリーズはまたの機会に。

あと切腹の舞台となった建物の柱を、般若心経でくるんだのも絹でしたが、あれらは最後の方の仕事で気に入ってるので、これもまた改めて。
あとは短冊とか、血判書ですね、いよいよ。そろそろ。









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