けっこう初期から、遊郭や、船長室などのセット用に、要るよと言われていたものの中の1つに酒徳利がありました。
資料を本棚から探したり、画像検索します。
バイヤー達が日本から調達してきたものの中に、多くの徳利もありましたが、、、
元禄時代に、電話番号はあかんでしょう。
買ってきた人も、使う人も、読めないから仕方ない。
ボスに伝えた上、そのまま使うな、という意味でマークしていく。
番号が見えないように、塗り直すことになった。
塗り屋さんから、できあがった連絡受けて見に行ったら、なんかコンクリートかセメントみたいな、けったいな色のうえに、のっぺりしすぎてないですか。瀬戸物か焼き物のはずでは。
もう一回塗ってもらって、その上に、汚れた感じを出してもらう。
字を書いていきます。
黒い水溶性のペンキです。
この上から、もう一度、汚れた風に塗って出来上がり。
いくつ書いたか忘れたけど、倉庫にあった、電話番号のは全部書き直した。
他にも徳利とか、焼き物にもリクエストがあって手を加えました。
また、ブダペストで撮った、出島での戦闘シーン。
徳利の出番がありました。
人の頭を殴ったらすぐ割れちゃう、特殊に作られたもの。よくあるやつ。それにも字を入れましたが、
ほんとに!すぐ!
割れるのです。書き終わって、普通に机に置いたら、
割れる。
意識して、そおっと置かないとだめだった。事前に説明を受けていたにも関わらず、作ってた人の真横で、3つくらい割った。さすがに最後はあきれられた。すいませんでした。でも面白かった。
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