ウエツ村は、刀鍛冶や、刀にまつわる匠たち(装飾など)の村、という設定で、その技術と評判で栄えていたのに、キラの城下になってからさびれた、ということになっていました。
刀鍛冶が作った刀にはマークがあるはずだから、それを調べてほしい、とチーム内で頼まれて、キーワードなども分からずに行き詰まっていました。その頃に現地にいらしたところのオオイシ氏に、きっといくつも時代劇されて来ただろうから、ご存知かもしれないと、会った際に聞いたこともありました。
大英博物館や Victoria & Albert Museum にも刀の展示はあって、凄味があるなと見ていたことはありましたが、身近に接する機会もなく、ほとんど興味を持ったこともありません。
調べていくと、刀の部分にも各々立派な名称があることが分かりました。
マークがあるとしたら、柄に埋まってる(?)部分にあるらしい。上記図の「銘」の部分です。
有名で、伝説にもなっている刀匠がいたことも知りました。名前が彫られている場合が多いようですが、印もあるようです。
上は同じ菊の花の紋ですが、時代や匠によって微妙に差があり、鑑定の際の目安になるようです。同じく匠の名前だけでも、彫り方などによって見分け方があるようでした。
鋼に彫って行った、打ち込みの跡が見えるようです。
とめやはねも、彫っているので、筆の字よりもきぱっとしていて、かっこいいです。
こう見ると、包丁に名前が入ってることもありますね。歴史のある包丁の作り手の名前が入ることによって価値が決まるようです。
調べたらもっと奥が深くて面白そうでしたが、時間がかかりそうでしたので、止めました。未知の、興味深い世界でした。
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