縁側に腰掛けて作業しながら、通りかかりの同僚と世間話なんかしたりして、昔もこんなだったのかなと思ったりしてました。
農村ながらも、デザイナーは各戸に商売を設定していて、ここは普通の農家だけど、ここには農耕機をたくさん置こうなどと決めていきます。
うち1つを畳屋にしたい、資料を集めるように、と言われました。
資料の本棚やネットで検索してみます。
今でも、当時と作業の様子があまり変わっていないものの一つかもしれない、と思ったのを覚えています。
それはそうと畳って妙な字ですよね。
農村に果たして、畳が必要だったのか。
農家って普通は土間とか板敷きだったりしないかな、と思いましたが、上に収めるようの商品かもしれません。畳マットでなくても、むしろや、ゴザなどなら、農家でも需要はあるはずですし。
あまり資料の数としては集まらなかったので、その画像のうちの一つを丸ごとコピーさせていただくことにしました、、、。店の名前だけ、仲良しの名字を借り、さとうさんに畳屋になってもらいました。
提灯は店の看板代わり。
むしろを丸めて、しばるところから自分でやりました。ネタ(インク)はペンキです。のどかな農村の軒下で、皆と声掛け合いながらの作業は本当に楽しかったです。
提灯、けっこう気に入っていたのです。
IK○Aで買って来た骨組みだけのランタンに、小物作りの方が、古い出版物をはっつけて下さったので、骨組みの上からですが、字を黄色い菱形を入れました。
なぜかその後デザイナーに「腰みの」を追加されて、てるてる坊主のような、、、。
デキが気に入ってるものの1つですが、きっと本編には登場していないようです。