本編では全く出番なしでしたが、後半に内装を頑張ったセットの中に、仏間がありました。設定は、アサノ家内にある「祈りを捧げる場所」で、ミカがアサノ父の切腹の際か、カイたちの切腹の際に祈る場所でした。
小物で、その際にお数珠が要るけどない!から、皆でビーズを使って作って、楽しくてハマって要る以上作ってしまって、皆でしてたこともありました。
アサノ家の中にある、と説明を聞いた時点で、私のイメージは畳の部屋の仏間でした。
よく大河ドラマや時代劇などで出てくるまんまのイメージ。
でもアート部の説明を詳しく聞いてみたら、もっと本格的なお寺の本堂みたいにしたいようでした。建物も、屋敷内の部屋というよりは、離れて建つお堂。
アサノは曹洞宗。調べてみると、豪華な本堂が多いようです。
これは西福寺の本堂の様子。天井からの飾りが、他の曹洞宗のお堂にもよく見られました。仏像やその他の部品も、日本から買って来たのを倉庫から探して当てはめていきます。木魚もありました。お経もたくさん。
私の担当は、主に、お位牌とか字のあるもの。
金色の位牌が日本から買ってきたものの中にあり、それを使うことに。最初はアサノの切腹の時ならアサノ本人の位牌であるわけがないから、母のかな、と思いましたが、最後で設定が代わり、やっぱりアサノので、ということになりました。
余談ですが、アサノの戒名は日本一長いもののうちの1つだそうです。
下書きをしてサイズを確認します。長い。でも入りそうです。
あ、位牌は分解できるようです。これは字書くところだけ抜き取ったところ。そしてもともと書いてあった字はシンナーで拭き取って消しました。バチが当たるかもしれません。
その後、アサノ母の名前も書きましたが、消しました。
ペンキでアサノの名を入れます。
まあまあ。
それから調べている時見つけて、作ろう!となったものに、お供えみたいな木の札がありました。奉納、祈祷していただく時のお札のようです。
サイズと形を指定して、焼き板の用にして、色んな色のを作ってもらった上に書いていきます。色んな人が書いてる設定なので、色んな字で。
結果!
なんかごった煮の感もありますが、それらしく、、、。
合う香炉や仏前に供える花なども、選びに行きました。ついでに生けました。
日本から買って来た小物が主ですが、天井からのキラキラが足りなくて作って足したりもしました。
お位牌と札は、手前に見えます。
全然登場しないセットで無念。
人の記憶が頼りない話。
この仏さまの両脇にある黄金の蓮セット。
これがバラして一本一本になったのが倉庫にあったのを見て、
「ああこれね」
「あ、知ってるの。じゃあ組み立てて、持って来て」
見なれたものではあるけど!
台座に本数分の穴があいていて、それぞれを差し込めば良いのですが、並び方が。向きが。意外にパズルになっていると、分かりませんで、時間がかかりました。
こう、、、、かな。
出番なかったので良いのですが。